冬の釣りには独特の魅力があります。
寒さと向き合いながら自然と一体になることで得られる達成感は、ほかの季節では味わえない特別なものです。今回の釣行では、厳しい環境の中で「タコ3杯」という結果を得ることができました。
突風の中で始まる挑戦
目的地に到着すると、予報通りの突風。足場が高く、風に煽られるPEラインを制御しながらの釣りは簡単ではありません。しかし、堤防に残る新しい墨跡が「ここには何かがいる」と確信させてくれました。釣りにおいて、このような些細な兆候を読み取ることは非常に重要です。
エギ王ライブ3.5号を使い、数投目で重みを感じたものの、惜しくもバラシ。その後、カクテルオレンジカラーを試すと再び手応えが。浮かんできたのは、ずっしりとしたタコ。その後も反応を重ね、計3杯をキャッチしました。
道具の力が導く新たな発見
今回の釣行では、使用したロッド「ストイストRT84M」の感度の高さに驚かされました。タコのわずかな当たりを逃さず、的確なアクションを可能にしてくれるこの竿は、自然との対話を深めるツールとして重要な役割を果たしました。
また、防寒対策として着用した「ドレス ヒートベスト」も大活躍。厳しい寒さの中でも体温をしっかり保ち、長時間の釣行を快適に支えてくれました。冬の釣りでは、タックルだけでなく防寒具も釣りの質を左右する重要な要素です。
冬エギングが教えてくれるもの
冬のエギングは、大型イカやタコとの駆け引きが醍醐味です。自然の厳しさに挑むことで、釣り人はより鋭敏な感覚を磨き、道具と自分自身の可能性を探求します。
この釣行を通じて、寒さや風といった逆境の中で釣果を得る喜びを再確認しました。それは単なるタコ3杯の収穫ではなく、「自然を感じ、道具を活かし、自分を成長させる」体験そのものでした。
冬の釣りに挑戦してみませんか?
冬は釣り人に試練を与える季節です。しかし、その試練を乗り越えることで得られる体験は、釣りの奥深さをより一層感じさせてくれます。防寒対策を万全に整え、ぜひ冬のエギングで新たな発見と達成感を味わってください。
使用した釣具
竿 :ストイストRT84M
リール:22exist2500S-H